私は、一宮きずなクリニック、を開業するまでは、京都や徳島、香川、高知で、大病院、大学病院、最終拠点病院、有床診療所(往診も)をしていましたので、夜間呼ばれることが前提で医療をしていました。 その代わり開業してからは、院長業が増え、今までしていた学会活動(私は高知県で唯一の心臓リハビリテーション学会本会の医師であり、評議位委員会や学会の座長(司会進行)などの出席で出張、また日本とヨーロッパの心エコー図学会のレヴューワー(論文の査読)をしているので、時間外の事務的な医療の仕事もしています。 また今年は循環器学会の西日本の学会での開業医代表的な立場で心臓リハビリを考えた心不全再発の講演などもしています。

私以外でもそういった無床クリニックの医師もたくさんおられると思います。
普段は2時間程度、日曜日はそういった仕事を土曜日の夜から徹夜ですることもあるため、意外と忙しいな、と思っています。 論文を書くこともしています。

糖尿病の薬で、メトグルコが不適切に使われている場合が専門を謳っているところで、どうも副作用だけ出て、効果はない、という処方が非常に多い印象です。 また腎機能に配慮しない血圧の薬を処方されていて、非常に危険と感じることがあります。

例として、メトグルコが75歳なのに処方されていたり、アマリールが追加されたりしたら、たとえHbA1cがさがっていても、下がった血糖は血管の内側にくっついている可能性を考えられてない処方です。

腎機能が悪い場合は、RAS阻害薬という薬を多くだすのは腎機能がより悪くなります。 微量な調節が必要なことが専門医で、全ての科が揃った病院で経験して研究、研鑽したものとしては、少し「これは、、、」と思う処方に出会うことがあります。

詳しくは当院まで。

高知の恥、だと私は思っています。
いいかげん、高知の酒文化「推し」をやめたほうがいい。 これは観光や経済効果などを考えず、医師の観点から健康面を考えての私見です。
関東では、四国のどこに高知が位置するかわからないが、高知県人なら飲めるんだろ、と言われます。
全くもって迷惑でした。
高知は食事も美味い、とされていますが、東京にいけば高知よりも美味しい店が多いのはガイドブックをみても明らかです。 しかし実際は、高知は同じ魚料理なら東京と同じくらい美味しいし、チャンバラ貝など高知だけでしか味わえないものがあるのと、なにせ安くて美味しい、という観点は間違いない。
おきゃく? 酒が前提の文化、昨日の報道をみてうんざりしています。 私はもう1年あまり、お酒を絶っています。 別に飲み会にいっても、ウーロン茶かジンジャーエールで問題ないし、酔っ払って、他県から招聘した心臓リハビリの講師が、講演後の飲み会で本当に悪い格好(発言)がみられ、幻滅しました。 飲みニケーションで、失敗した例ですね。
今日も、会合がありますが、私はアルコールは飲みません。 次の日のパフォーマンスが落ちるし、その日の読書などができないからです。 あくまで私個人の私見です。

岡村病院で定期的に開催していただける(私も研究結果を発表します)会に参加させていただいています。

そこでの勉強会は非常にためになり、学んだ知識として、「据え置き型」よりも、「カフ型」の方がどうも良いようだ、ということです。

もちろん、いま現在「据え置き型」で家庭血圧を測定している方はそのままで良いと思います。

今から買う方、買い換える方は、「カフ型」:自分で腕に巻くタイプの購入をされてはいかがでしょうか?

 

スポーツ選手などの、有名人が大きな病気であることを発表すると、症状が少し似ている、と思う方が、「私も同じ病気じゃないだろうか」という場合があります。 90%違うとしても、10%は当たっている場合なども考えられ、私個人としては、思い当たる節は、全部消していったほうがいい、と思います。

白血病は白血球のなかのリンパ球が増えるのかどうか(リンパ球性か骨髄球性)、急性なのか慢性なのかで、4つに分かれます。

私自身、オーベン(指導医、専門医)とともに、四国こどもとおとなの医療センターで治療にあたったこともあれば、当時はクリーンルームがないことから、急性骨髄性白血病はすぐに香川の高松市内の病院に搬送した場合があります。

今のところ、白血病は予防できません、、、 放射能被曝を避ける、などでしょうか、、、

ちなみに我々循環器内科のなかでも、心臓カテーテルを主に専門として治療に当たっていたものの中には、放射能疲れ、を経験している人もいるはずです。 当時私は知識がなく、6時間を超えて治療をしていると、「つかれたな」と思い、実際に採血検査をしてみたら、白血球数が減っていたりして、「ぞっ」としたものです。