最近はないのですが、心エコー検査で正常と拡張能障害との違いがあり、55-60歳で以上で拡張能は年齢相応に低下するので、問題ないのです。 要はその程度を調べる手段を心エコー専門医は持っていないといけません。

これは他業種でも同じだと思います。 いくらお金をかけた車や家、カバンに時計でも、説明ができず、売ることだけを考えている会社もあります。

何事にも知識が大事で、それを客観的に裏付けるデータを持っているのが常識です。

こういうことが出来ない人が50歳や65歳以上の人でもいます。 例えば、メールのチェックです。

一日朝と夕のチェックとそれに対する、返事は常識と、世の中の教科書には書かれているとおもいますが、それが出来てない人が非常に多い。

私は「コスト無し」の患者様からも、保険請求もしない、で、心エコーをすることがあります。

そのとき主に見るのが上記です。 もちろん心臓の動きや、静脈の張り具合も見るのですが、

上記だけ、とう人もいます。 どんな人か? それは心不全の治療薬を変更した人などです。

できるだけ利尿薬は減らして腎臓を守りたいけども減らしても大丈夫かどうか、の判断などに、聴診器代わり(もちろん聴診もしますが)に検査をします。

ただ、次回検査をする、ということを決めておかないと、時間の制約で患者様をお待たせすることがありますし、コストがかからない、ということをご理解いただけない方、また無用な検査はしてほしくない、という患者様もおられますので、そういった方には必要なときに、通常の心臓エコーを定期検査として施行しています。

これはあくまで「サービス」という側面があり、私の知る限り、徹底してこういった取り組みをしているのは徳島大学の上司の医師一人です。

 

医療でも家庭でも、すべてのことには、挨拶も含め、「一言」は重要です。

例えば医療では、挨拶することで本人確認、に繋がります。

こういったことが徹底できてない医療業種を含めた会社は倒産するか責任者を変更するべきだと個人的には思います。

あとは、物事について責任を負わない、他人のアドバイスを聞いてすぐに決断ができない人はリーダー失格です。 即刻、辞職願いをだすべきです。

契約はなにごとにも優先する、これは当たり前のことです。 医療は不確定ですが、病気の説明するときに、客観性のある統計的なデータをしめし、その方にあった話しかたで、対応するのが当然のことです。

よく医療者は社会勉強不足だと言われますが、上記などについては一部の人を除いて、一般の会社、杓子定規の役人よりも、きっちりしていると思います。

一部の上場の会社では、年功序列なのか、その人の人間性なのか、上司の教育が行き届いてないのか、もどかしくなることが非常に多いのも事実だと思うこの頃です(医療に置き換えると、信じられない事象が最近、私に降りかかり、私の有効寿命を短くすることに対して、困惑しています。 私もあなたも毎日忙しいのです。 それを貴方(会社)の都合で時間を作れ、はこちらの時間を奪う行為だと気づいて欲しいと思います。 できるだけ、勉強する時間をさくことを短くしたいと思っています)

 

非常に面白い会でした。 最近のトレンドである「多職種による、心不全への介入」がテーマなのですが、これに関しては、私は香川の四国こどもとおとなの医療センターで開設し、センター長をしていたこと、また、高知市で初めて外来心臓リハビリを解説したことから、「大病院」と「診療所」では、医師以外の理学療法士や管理栄養士などが、集まる会議は意味合いが違います。

今現在、高知県で、大病院と診療所で経験を有した医師は私だけだと思うので、診療所では、顔見せの意味があまりないので、今度香川で講演するときも、他職種カンファレンスは一考あり、違う方法もある、という立場です。

例えば、四国こどもとおとなの医療センターでは、私のやり方は、医師が「心臓リハビリ」をしている患者さんを必ず見回る、ということと、その日のうちに、担当した理学療法士、看護師との雑談ですませれていました。 これはカンファレンスが多く、出席できない人がいたら意味がない、ということでしていたことで、困ったことは実はありません。

講演されていた、先生もいろんな施設でのやり方がある、とのことでした。 ただ診療所では、そういった取り組みは、必要ない、と私は考えています。

医学生の頃、麻酔科医で半年仕事をして(その中には大学病院も入っていたり、一般病院もはいっていました)、半年は世界中を飛び回って遊んで暮らす、という「腕のいい」医師がいて、面白いな、と感じたものでした。

最近、女性医師で、麻酔科になって都内でフリーランスになっている方が多い、と聞きました。 20年前の非常識が現在では常識になっているんだな、と思いました。
さて、フリーランスといえば、先駆けは「放射線科医」だと思います。 ドクターズ・ドクター と呼ばれる放射線科医は、医師に教える医師、という立場で画像のプロです。 私の友人にもフリーランスになった放射線科医がいます。 ちなみに、中国の医師でフリーランスの放射線科医がものすごく多い様で、もちろん日本からもお願いできます。 全部英語で帰ってくるわけですね。 日本でお願いするよりも半額ですみます。 ちなみに私は、香川の画像医療センターの院長によくしてもらっていて、困った画像があればすぐに聞くことができます。 1ヶ月に1枚くらいでしょうか? 昔一緒に働いており、私自身も「この本だけは持っておけ」という放射線科医が必ず持つ本を買っています。 例えば、肺の結節のサイズなどによって、次の検査の間隔はどのくらいか、を書いたものです。 放射線科医もわすれる項目であり、必ず買い揃えるそうです。