子供さんや、高齢者は特にですが、免疫能が未熟、また退化しているので、療養していないと、インフルエンザ後の気管支炎になるから、という理由があります。 なので、自宅療養の期間を言われても、3日くらいたっても症状が増悪するようなら来院を、と説明しています。
療養していても、インフルエンザ後の気管支炎、肺炎は多いのです。
子供さんや、高齢者は特にですが、免疫能が未熟、また退化しているので、療養していないと、インフルエンザ後の気管支炎になるから、という理由があります。 なので、自宅療養の期間を言われても、3日くらいたっても症状が増悪するようなら来院を、と説明しています。
療養していても、インフルエンザ後の気管支炎、肺炎は多いのです。
私の父親である、福田心臓・消化器内科の理事長である、福田善晴が立ち上げた社会福祉法人と、「安心して訪問診療をまかせられる病院」として、医療法人 大和会の福田心臓・消化器内科が「週刊文春」で四国では唯一掲載されていました。
私は、どちらの法人でも理事を務めています。 医療のみならず、介護、福祉のことで困ったことがありましたら、当院に相談してください。
ピロリ菌がいる人は、除菌治療をしてもらいますが、胃カメラをすると、明らかに感染があった、という人でも「いない」という結果がでることがあります。
これは、肺炎や、大きな手術で抗生物質を飲んだ、点滴されたことで、自然に除菌できている人です。
そのため、胃カメラで、胃の萎縮の程度をしらべ、除菌後の胃、として、定期的に検査をしないと「いないから大丈夫」ということにはならない、のが現在の定説です(というか当たり前のことです)
一般の方や、医師以外の看護師含む医療関係者も知らないことだと思いますが、「当直」というのは、外来業務は入っていないのです。 あくまで労働基準に沿うと、院内の入院中の患者さんの対応で、「睡眠が十分にとれること」が担保されるべき、とされています。
実態はどうでしょう? 香川で勤務していた私の場合は、まず、8:30に病院にいき、週に2回外来を午前中しますが、午後までかかってしまうことがあり、入院患者さんの急変などの対応ができないため、重症の方以外は、極力「信用できる」開業医の先生に紹介していました。 週に2回カテーテル検査・治療の日があり、週に3回私はエコーの検査を朝から夕方までしていました。 週に1回は日中の救急車の対応もしていました。 17:30で終わるはずがありません。 20時はからなずまわります。 そして当直ですが、月に7回なら普通で、8回だと多いな、と感じていました。 この「当直」は救急車の対応、外来患者さんの対応、院内の対応で、ねれない日がもちろん多いです(3時間寝れたらラッキーと思います) そして次の日が外来だったりしますが、病院側(運営側)は、当直の次の日を、働いているのがわかっているのに「休み」としているのです。 信じられないかもしれませんが、それが実態です。 ちなみに、循環器当番、内科当番もしていましたので、7回当直をすればいいわけではなく、他科の先生から当直以外の日でも呼び出しもあるし、重症患者さんがいたら、家に帰ることも憚られます。 よしんば家に帰っても、入浴はできません、シャワーをさっと浴びるときに携帯に気づかないといけないので、常に少し開けた状態でシャワーを浴びていました。 そんななか、論文や海外での発表、そのための臨床研究をするのです。 私の場合は循環器だけではなかったので、他の循環器の医師よりも入院患者さんは多かったです(年間550-600人診ていました、張り出されます) さすがに、当時の内科部長から、「当直のあと、通常業務をすると、36時間以上の勤務になる」とのことで、当直明けの外来は、時間外労働をつけることになりました。 そうすると、毎月100時間以上の時間外労働になり、通常の給料より高くなるのです。 それを事務方が問題視して、毎月100時間はやめてくれ、40時間までにしてくれ、ということもありましたが、私はそういう病院は潰れた方がいいと思うので、100時間以上を正直につけていました。 そうすると、勝手に勤務表を改ざんされるんですよね。 各月で給料が大きく変わるという不思議というか、信じられないことが起こっていました。 基幹病院の医師は過労死寸前です。 今も7年前も変わっていないでしょう。 鬱病になる医師も何人もみてきました。 医師は自殺率が高い職業です。 私は医療はサービス業ではない、と思っています。 患者さんと医師はあくまで対等な関係であるべきです。 しかし、上記のような過酷さを、基幹病院にいては言えないのです。 なので、開業した身である私が代弁してみました。 労働基準局が入れば、即その病院は潰れるでしょうが、「なぜか」労働基準局はきません。 医師の頑張りで、日本の医療は成り立っているのです。 労働基準局が基幹病院にはいれば、患者さんが医療を受けられなくなります。 しかし、国が見て見ぬ振りをするのはどうか、と思いながら仕事をしていました(私の場合は特別で、忙しいほど、近い将来を考えると、暇では困る、と思っていたので良いのですが、基幹病院にずっと残る医師にとっては、耐えられない、という言葉がカンファレンスでは常に叫ばれていました)
健診が大事です、と県は言うも、相変わらず、「飲酒量がぶっちぎりで多い」とかは言わない。
私は、2018年は酒の席でも、ほぼウーロン茶で済ましてました。
「酒は土佐の文化じゃき」
は、間違ったプロパガンダのように思います。
県は「今までがおかしかった。 高知は、飲酒量を最も少ない県に!」
と、言えばいい。 150kmの速球を投げる目標で、練習して、140kmが出る。
より高い目標を、県が主体になって掲げるべきだと思います。