今年の年末年始は非常に寒く、脳梗塞の人が多かったようです。
日本の気候(適度に寒く、乾燥する)はウイルスにとっては非常に感染拡大に都合がいいのです。 逆にアラスカなどではウイルスは寒すぎて活動ができません(建物内は別ですが)
今の時期、最も安全なのは、「自宅内」です。 それ以上に安全な場所はなく、外出時はマスクをして、手洗いをきちんとする。 そして、以前から言っている「基礎疾患(高血圧、糖尿病などです)」を良くしておくこと、が重要です。

今年は医師を30年している人でも特別な年だったのではないでしょうか? もちろん私にとってもです。
年末年始も私もどこにもいきませんし、風邪をひかないように注意し、stay homeで論文をかきます。
皆様もご自愛ください。

本日が2020年最終の診療日となります。 通常受診の方も多くおられ、午後の昼休みの時間が終わってしまいましたので、
本日午後は感染症に対する診察が困難な状況です。 電話していただくとしても、時間的、また、空間的な配慮ができない可能性があり、通常診療が1時間あいてしまい、そのため診療がでませんということになるため、発熱や感冒の方は診療が物理的に出来ない、ということになります(午前中は昼にきてもらい、我々もコロナウイルスがほぼ可能性としては0に近い方に対しても、防護服でしていましたが) ご容赦のほどお願い申しあげます。 1/4から診療は開始しますが、その週に関しても同様のことがあり得るかもしれません。 午前中に電話いただき、昼休みに「車」できていだいた方などだけ、になる可能性もあります。 とりあえずは電話をしてください。 いきなり来る、ことだけは、他の患者さまやスタッフへの感染リスクをさけるため、絶対にやめてください。

日本から中国の北京に出向し、働いている方から情報をえました。 なんと、北京に関してはコロナウイルスを抑え込めている、ということです。 誰もがマスク着用だけでなく、体温計を持ち歩くそうです。 1人感染者がでたらものすごく大事件になるそうで、でた場所を消毒しまくるそうです。 日本より北京に限って言えば、コロナウイルスの心配はあまりない、というくらいだそうです。
やり方がどうとかではなく、一般的に言われている、まずは第1波の時にように完全stay home。 意味のない外出をしない。

これ以外に今方法はないでしょう。 県庁からでて、パフォーマンスしている場合じゃないのです。 そういうのは行動した、とは言わないし、県民全員が白けているのでは? と心配です。 手厚い補助金をだすので休業要請と、自粛、自宅待機、税金は上がるけど、と、言いにくいことも言わないといけないし、できるだけのことも最大限しないと、やりきれません。

東京などの先輩、後輩、同級生などと話しながら、その時の最新・最適な対処をしていました。 今もそうです。
今は、具体的には、「感冒症状があれば熱がなくても、まずは電話をしていただく。熱があれば、コロナ相談センターに電話してもらう(これで引っかかり、クリニックではなく、保健所で対処します、という方もごく少数ですがいる事実があります)。 感冒症状の方は正面から受付にいかないように、電話してもらって別の入り口から入ってもらい動線を考え、風邪を見る部屋で診ています。 ガイドラインどおり、消毒して1時間はその部屋を使わないようにしています。 通常診療の方も希望があれば、車で待機してもらい、順番がきたら診察をしています。
患者様には非常に煩雑だとは思いますが、今の感冒症状については当たり前となっている診察方法です。
ご自身が通常診療で待合にいたとしたら、感冒症状がある方が待合にいることが不安なはずです。
いつもきていただいている方にもご説明して、予約を取ったときに「ついでに風邪も診て」がないように、説明しています。
ご面倒をおかけしますが、こういった感染対策をしていない医療機関がおかしい、と思っていただけると幸いです。
何卒ご理解、ご協力のほどお願いいたします。

少し古い話になりますが、高知県が直近の1週間で新型コロナウイルス い感染者数が大都市についで6位に13日なったと発表されました。 私自身は6位までなるとは思いませんでしたが、何の対策もしてないのである程度感染者の人数は増えるだろうな、と思っていましたが、まさかここまでとは。

やはり言い続けているように、県の対策はお粗末です。 早くリーダーシップをとれる方が、舵取りをしないと大変なことになるのは明らかです。

それはコロナウイルス 以外でも同じような緊急の事態に対しても、「遅れた対策」というか、「何もしない」ということが予測されるからです。 今の責任は誰がとるのか? 公務員はしんどいこともあるのでしょうが、責任の所在が不明瞭なのはいいですね。 医療とは全く別方向です。 しかし一人の責任は明確ですね。