私は留学先で、日本のホウレンソウは駄目だと言われたことが、かなりしっくりきました。 それまでも、なにがあってもまずは、上司に相談していたからです。 うざがられることもありましたが、そういった上司しかいなければ仕方ありません。 大概は信頼できる上司に相談してから、診療をしていました。

さて、最近、一個人として被害を被っているケースがありましたが、メモをとられていて証拠が残っているのに虚言をしていることが暴かれたこと、また相手側の会社が上司に相談なく、「嘘」をついていたケースがあり、問題となっていました。 その会社は多額の費用を被害を被った方に支払わなくてはいけないし、その会社の上司に相談をしなかった人は降格人事は免れないでしょう。 私は、相談をしなかった方の責任だと思いますし、ひいてはその会社の教育不足が原因なので、会社の責任となってしまいます。 個人が会社に被害をもたらし、足を引っ張る典型例ですね。 その被害が顧客にも被害を与えている最悪のパターンです。

私にはそういったことが考えられません。 まずは相談(カンファレンス)があり、治療方針を、皆で考えていた、また勝手な説明、相談のない説明はしないこと、を京都赤十字病院や徳島大学病院、四国こどもとおとなの医療センターで嫌という程学んで来たからです。 体に染み付いています。  なので、私はそういったことがされていない病院で働きたくない、と思っています。 なぜなら、他人のミスに巻き込まれるのが嫌だからです。

吉本興業の騒ぎも、ことの発端は、会社にまずは相談、連絡を入れなかったこと、が悪かったのではないか、と思います。 もちろん吉本興業の体質なども問題視されることになりましたが。 私は酒断ちをして(それまでも泥酔するまで飲むことはありませんでしたが)1年以上が断ちます。 飲むとその日は勉強がでいなくなるし、ノミュニケーションという言葉が大嫌いだからです。 酒の力で交渉を円滑にする、という考え方が間違っている、と思っています。 泥酔すると、「まぁいいか」となってしまったことも、今回の事件の一つの因子だと思っています。

診断がつき、いざ治療、処方をするとなると、現段階で最も良いとされる処方が、全国どこでも全く同じ処方になるべきです。 理想論に聞こえてしまうかもしれませんが、私は当たり前だと思い、日々研鑽しています。

独自の処方をしている場合や、その処方は現在はしてはいけないレベル、を見受けることがあります。

その医師のポリシーがある、また経験則があると思いますが、世界最高の処方が、どこでもされるべきだと私は考えています。 ※漢方薬でもそうです。

究極の最も良い処方が分かっていての処方が当然ですが、もちろん患者さんの具合にあわせて処方、はいうまでもありません。

「内科」を標榜するなら、なおさらです。 当院は循環器クリニックを専門としていますが、消化器内科、糖尿病内科、甲状腺治療・診断、腹痛など、ときには整形外科についても診ています。 かかりつけ医としては内科全般をみれないと、かかる意義がないと思っています。 高知県唯一の心臓リハビリテーション評議員医師としては、心臓リハビリ「だけ」のクリニックは現段階では、「内科」の標榜はできないと考えています。 学会のガイドラインを変えるべきだと主張していますが、通りません。 心臓リハビリをしているときは、医師ではなく、看護師か理学療法士のどちらか、またはどちらでも2人以上、その場にいなければなりません。 とすると、医師の解除をする看護師がいなくなり、また処置(採血)をする看護師がいなくなてってしまいます。 循環器疾患だけをみるなら、かえって違うクリニックをかかりつけ医にして、大きな病院に半年に一回かかる方がいい、と思います。 なので、当院では、循環器専門ですが、それだけではなく、幅広く「本当の意味での内科」として標榜しています。

英語の決まり文句です。 和製英語の略で、心エコー図検査のことを、UCGと書くのは海外では通用しませんので、Echocardiographyと英語で書くなら書かないといけません。 心エコー、と日本語で書いてもいいでしょう。 ただ、UCGはもう使うべきではない時代です。

さて、私は、コスト無し(お金は頂かず)で、心エコーをすることがあります。

それは患者さんん負担も考えてですが、利尿剤での治療の効果判定に、採血検査ではなく、エコー検査が有用な場合があるからです。

Limitedというのは、的を絞ったという意味合いですが、専門医がする場合に使います。

Focusedというのは、エコー専門医ではない医師が、一部分だけを見るときに、使う英語です。

よって、当院では、カルテにLimitedしか使うことはありません。

しゃっくりのことです。 横隔膜の痙攣から、ヒック、となるわけですが、私は必ず止める処方を持っています。 漢方2種類、安定剤、制吐剤、胃酸抑制剤 の 5種類です。 理屈はありますし、なにより止まらなかった人が今までいません。 制吐剤入りの点滴しながらとりあえず漢方1種と安定剤だけでも治ります。

難治性吃逆という定義には、数ヶ月つづく吃逆、とありますが、私は1日でも、そのしゃっくりが原因で寝れなかった、という時点で、難治性と判断しています。 これは大病院で救急をしていての経験です。 脳梗塞の人もいましたし、膵臓癌の人などたくさん診てきました。

長く続いた吃逆がとまって良かった良かった、はいけません。 もし患者様で、そこで治療が終わったのなら、違う病院に即刻行くべきです。 基本的には入院して精査がいいと思いますが、入院が無理なら、精査を外来でするべきです。

何事も原因があるのです。 必ずしんどい吃逆をとめて、その間に原因を調べる、ということです。 もちろん、原因を特定できない場合もあります。 が、何人も救急で吃逆をみていると、特定できない人もいるけども、特定できた時は「救命」につながるので、医師なら知っておいて当然、プロなのだから、と思います。

若い方なら、逆流性食道炎、胃潰瘍、急性膵炎などを考えるべきでしょう。 高齢の方なら、右冠動脈の狭心症(最近は若い方でもですね)、心膜炎・心筋炎、胃癌、膵癌、脳梗塞、は絶対に否定するべきです。

原因がわからないと次の対策もできませんよね? そしてその原因はほっておくと大変なことになるものばかりです。

長く続く吃逆、、、これだけで色々検査をしないと「危ない」という危機感を医師は持っています(もっているべきだと思いますが、、、) 少なくとも私は持つべきだと思います。 少し調べれば医療者でなくても分かることです。

奇数月の最終土曜日の朝刊の、「優しい社会」に寄稿をしだして2年半になります。 私は毎回、テーマをかえて、専門の心臓だけでなく、幅広く書くことを心がけています。

新聞社から、「利益誘導をする内容は載せれない」という指摘が一度ありましたが、確か「インフルエンザは咽頭所見で判断できないと医学書にはあります。 しかし10年以上前から理屈をもって診断の補助にしていましたが、論文にするという発想がなく、2011年に北海道の開業医の先生が論文化され、インフルイクラという名称が感染症医では有名です」と書いた文章が、1o年前から知っているというのは、一宮きずなクリニックの優位性を書いているので、医師でもない新聞社の医療に疎い審査員でボツにされ、「こういった論文があります」と書き直されました。

私自身の経験を書いたつもりですが、新聞社としては、「私しか診断できないことを書いている」という判断で、イコールそれは、「当院にきたらいいですよ」という誘導の内容はダメです、と返事がきました。 一言も、そんなことは書いたつもりはありませんでしたが。 以後も医療の実態をしらない人から、掲載できない理由が不明瞭ですが、患者さんがしっておけばいい、という内容がなかなかかけません。 一般的なことを書いても面白くないし、噛み砕いてわかりやすく、毎回テーマを決めて書いているのですが、新聞社からは毎回小出しで基準が不明瞭なことを言ってくるので書きにくい。 病院やクリニックの利益誘導は駄目、というのは分かりますが、私の書いている内容に、そういったことは今まで一切書いていません。 見比べてもらえばわかると思います。 「優しい社会」という欄です。

7月の最終土曜日の私のテーマは、「知っておいて損はない」というテーマで、患者さんが学会にいける、ということを主体に書きましたが、大幅に手直しをされました。 患者さんが読んで医療に興味を持ってもらい、そこでどんな手段で自分や家族などの病気について、医師の説明以外で最も早く情報を収集する手段をかいたのですが、「何をもって駄目なのか、明確な基準を書いたものを見せてください」とメールしたところ、そのまま掲載となりました(じゃあなんで駄目だったのかが、未だに不明です。 基準を教えてください、とメールしましたが、仲介役の人からも、駄目ではないようです、とだけ)

9月は心臓リハビリをしていると、腎臓の機能が良くなる、という内容にしようと思いますが、ユーモアを交えて、読みやすく、間違いがないように書きたいと思いますが、まだ未定です。

高知新聞含む、マスコミは、どうも偏っていると思う次第です。 もちろん、私が書いた内容をチェックしてくれたり、掲載できない正当な理由もわかることもあります。 しかし、日経メディカルの取材をうけたときも、手違いの手違いがあり、取材内容で、私が言った内容とは全く違う内容が書かれていたので、全て私が書き直しました(本当に全てです。 取材の内容で書かれた文面は全て私が書き直した文面です。 カメラマンさえいたらいい、という状況で、下書きだけしてくれれば、という状況でした。 福田大和、日経メディカル、で検索すると出てくると思います。 本来は私だけの取材だったのですが、弁天社から「聞いてない。福田善晴と聞いている」という日経メディカルとの行き違いがあり、私もそれもまぁいいだろう、と思って引き受けましたが、外来を1時間穴をあける結果になりました。そういった迷惑を考えない人たちでした) 日経メディカルは弁天社に委託したとのことでしたが、あまりにもずさんだったので(特集だったのですが、離島で働いている医師のことを、時代遅れの駄目医者のように書いているので、用心していました)、本社にメールしたところ、日経メディカルを辞めたOBの方が作った会社に頼んだ、ということでした。 なにせ、「あなたは宗教にはいっていますか?」と、取材では聞いてはならないことを聞いてきました。

皆様も、取材を受けたりする場合は、記事になる前に、一度掲載する予定の記事を見せてください、と言ったほうが無難だと思った次第です。 納得できない場合は、自分で書き直して、それを見せたほうが早いですね。 書かないなら、どうしてそういう記事になったのかを問い詰めたほうが良いです。