開業医がお金をだして入る団体です。 私も入っていますが、年間の金額を聞くと「ゾッ」とされるでしょう。 医院の多くが木曜日の午後を休みにしているところが多いでしょう。 それは、医師会の会議が木曜日だからです。

私は昨年から代議員代理、だったのが、代議員になぜかなりました。 どういった仕事をするのか分かりませんが、「ほぼすることはないから」ということで代理を引き受けたのですが、代議員はそうはいかないようで、早速今年4月から会議が始まる予定でした。 「間に合うのかな?」と思っていましたが、コロナ騒動で会議は中止となり、スカイプでもなんでもネット会議すればいいのに、と思ったのですが、そんなに大事な議題がなかったのかもしれません。 開催されませんでした。

家族旅行で他県の温泉に行ったことがあります。 そうすると、「〇〇市医師会一行様」で宴会して寝泊まりしているグループが以前みかけました。 今になって思えば、年会費の一部はこうやって使われているのか、と思います。 参加できない医師もいるでしょうし、私は参加できません。 stay homeだからです。 それよりももっと有意義に同じ志をもった医師が集まる方が有意義です。

自分がコロナウイルス に感染しているかもしれない、というストレスは非常に強く、心身疲れきることになります。 当院や大きな病院でも診断は出来ません。 基準が変わっても「おそらく違うでしょうから医療機関を受診してください」で、医療機関にいっても、肺炎はないし、基準を満たしません、と言われることでしょう。

実際問題、相模原中央病院では医療関係者が差別を受けるといった事例を、和文で医療論文にのせて書いているし(http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_casereport_200312_4.pdf)、高知県でも同様のような風評被害ことが起こった。

これは相談があった時点で、項目に1つでも当てはまるなら、速PCR検査を実施するべきです。 そこで検査をするとう判断をすればすむ話です。 陰性がでればいいし、問診で「おそらく違う」と言われても人間、電話でそう言われても、となるのは当たり前です。

医療機関に行っても陽性かどうかなど今は分かりません。 肺炎がないかどうかなどしか判断できません。 治療がおくれたら?

もう保健所は37.5度が4日以上という謎ルールが撤廃されているのだから、問い合わせがあったら全て検査した方が県のことを考えてもいいのは当然、という風潮にしていかないといけない。 そのうち件数は減ってくる、と思われるが今はどんどんするべきと考えています。 それも意味のない受診を医療機関を経ずに。 私が検査に携わるわけではないので、「検査する側にも危険性がある」というなら、検査をしたくない、ということでやめればいいだけ。 そういった病院をやめればいい、というだけです。 むいてない、ということです。

ある日A病院の夜間当直に行った時の対応と、違う日に行った時の対応がいつも同じでなくなてはならない、と常々思いながら勉強していましたが、現実はそうなりませんし、今後もそうなることはないと思います。 ちなみに救急車で来た人は基本入院。 紹介を受けた人も入院。 と私はしていましたし、困ったら専門の先生を呼んでいました。 自分の専門の循環器においては、とりあえず一時的でもペースメーカーを超速で入れたり、カテーテル検査、治療や、持ち運びできる心エコーなども駆使していました。 自分で透析機器やPCPSの回路を組み立てることも出来るように教えてもらいました。 つまり、絶対に断らない、けども患者さんが明らかに不利になってしまう場合(脳外科の先生が脳出血の手術をしているのに、脳出血の患者さんの紹介をうけるわけにはいきませんよね)は断るようにしていました。 私は当直に対して非常に強いストレスを持っていましたが、その時の当番の看護師や外科系の当直医や、放射線技師、検査技師などによっても私が指揮をとる医療にも質が変わってくるのが嫌だったので、苦手な放射線技師は2年で読影技術は20年以上CTを撮り続けている技師よりも上になっていたので、素直に言うことを聞くようにさせ(医師によっては、お願いする立場、をとる人もいますが、私は、オーダーするのが当然と思っていました。 みんなお金をもらって当直しているプロなのです。 ちなみに医師は次の日も普通に休日扱いなのに働きますが、技師や看護師は休日です) なので、そんな遠慮は必要なく、患者さんのことを考えて必要な検査を迅速に行わないようなシステムが悪いと思いますし、医師にその裁量がなかったり、また救急医療をなめている医師もいる、と感じます。 忙しいのは私もしていたのでわかります。 ただ、向いてないような医療をするなら、当直から外してもらうか、その病院をやめればいいだけの話です。 理由が正当であれば当直から外してもらうことも可能かもしれません。 ただ、みんながやるからお前もしろ、という風潮になっているので、当たり外れがあるのです。

このブログは月に1万人以上が読んでくれており、非常にその数字をみると下手なことはかけないな、と思っています。

ちなみに毎日書いているわけではなく、その日思いついたことや勉強したことを書き溜めて、自動的に毎日でるような設定にしている週もあります。 なので、同日に被る日もあったりします。

消さざるを得ない一般論(10個くらい削除しています)を関係各所に対する配慮で状況になったり(私が感じた感染症のことなどで、論文の紹介と私見だったのですが)しながら続けています。

さて、私はfacebookもしていますが、そこでGWの途中からでも規制緩和で自粛を解いて行かないと経済が立ち行かなくなる、と書いています(友人のみしかみえません) 今まさにそういった状況になっています。

さらに、37.5度という数値もなんでそうした?、というしかありません。 正確には以前消したブログで平熱より1.3度高ければウイルス性ではない可能性もある、という紹介もしました。 諸説あり、感染症専門医で現場に立ち責任をとる立場なら良いのですが、「感染症専門医気取り」で論文もよまず、医師のサイトでみた知識で「風邪だから病院にくる必要がない」という少しアレな医者もいます。 「風邪」つまり、ウイルス性咽頭炎 と 診断するために、肺の音をきちんと聴けているのか?(聴けてない医師が多いと思います、なので、風邪は耳鼻科(聴診器をあてない)でなく内科の方がいいのです) さらに肺機能や心機能、腎機能などを考慮したその人にあった治療をするべきです。 風邪のような上気道ではなく、下気道感染の可能性を考えて、最悪のストーリーを予測して、そうならない条件がそろったときに「風邪」です。 問診だけでわかるわけがありません。 思い込みで、適当な処方をだすのは最悪です。 それなら病院にこずに薬局で同じ薬を買って安静にしていた方が治りが早い場合もあります。 病院に来た方が治りが早い、ということにしないと患者さんに失礼に当たります。 風邪と思って、心筋炎、もあります。 開業してから三人はいました。 風邪という決めつけがあったら助かっていなかったかもしれません。

私自身はまず外出する際のシャツとズボンを決めておきます(今なら上はTシャツだけですが) ちなみに診療所内で靴下は洗濯をしているので、自宅に靴下を持って帰ることがありません。 診療が終わって手洗いをして、自宅に帰ると私も本に書いている「0.1%次亜塩素酸」の霧吹きで脱いだズボンとシャツにに、シュッシュッとかなりの量を吹きかけ、ズボンはその位置(玄関奥)で置いておき、シャツはそのまま洗濯し、シャワーを浴びるようにしています。 ちなみに診療中は上下、KCですので、そこまでするか?というくらい徹底しています。 診療中は常にアルコールで手の消毒をして、1時間毎くらいには石鹸での消毒をしています。

マスクは常にして、メガネをしています。 メガネは非常に大事だと思っています。 そのメガネも診療中と診療が終わってからは変えています。 飛沫対策にもなりますし、ついつい目を触ってしまうのを防ぐ効果もあるからです。 アルコールの手の消毒は昔からしていたことなのでそんなに違和感はありません。 そのアルコールで以前は聴診器を消毒していましたが、もっと綺麗に、と思いアルコール綿で消毒しています。

最近は患者さんが発熱や何らかの感染症を疑わせる症状(例えば鼻汁でも下痢でも、です)だけでなく、全員診察室に座った後は机と椅子、ベッドを次亜塩素酸でカラぶきしています。 待合室は朝、昼、夕にそういったことを以前と同じくしています。

発熱でこられる方と、定期受診で来られる方 が 同じ空間にいないような導線の工夫をして、出入り口を2つにしたり、会計を車でしたり、としています。