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一宮きずなクリニック

心電図は、手足につけた電極の輪っかで6本、胸にプチプチと電極で6本の合計12本の波(波形)のことを言います。

ブルガダ型心電図は胸につけた心電図のV1とV2といって、胸の真ん中につけた2つの部分の波形で主に診断します。 考え方も変わってきて、私が四国こどもとおとなの医療センターにいたときは、当時香川では有名な不整脈の医師がいて、ガイドライン(だれでも見れます)がどのような根拠で新しくされているか、また日々の疑問点を話し合う機会が、大阪の国立循環器病センターで毎年開かれていて、その先輩医師が「代わりに行ってくると勉強になるよ」ということや、その医師がいけないときに行っていました。 また実際の学会でも必ず、不整脈のセッションで勉強しています。 なぜならば、当時の四国こどもとおとなの医療センターでは、ICDといって、心室細動という電気ショックをしないと蘇生できない時のために、ペースメーカーのような、自動的に電気ショックができる機器を植えこむ行為が許されていた施設だったのでそういう勉強をする必要があり、いまでも、専門医学書、学会などで勉強をつづけています。

徳島大学病院では、ペースメーカーだけでなく、自分自身ICDを植え込んだ経験もありました。 考え方もこの10年強でだいぶ変わってきました。 例えば、昔はカテーテル検査で、心臓に電気信号を送って心室細動が起これば、患者さんとの話し合いで植え込みを検討する、ということもありましたが、その電気信号の送り込み方も変わってきています。

一般には、若ければ30歳から、主に40歳程度で、突然心電図が変わることがあります。 現在は、「失神」したことがあるか(それも心臓が原因だったかどうか)、「家族」に心臓が原因の突然死があったかどうか、夜間の症状(や24時間心電図での寝ている時の異常波形)が非常に大事です。 もちろん、明らかに失神が心室細動であったり、心室細動が確認された場合は、ICDの植え込みはされるべきです(これも説明のうえ、患者さんが納得した上です) 症状がないときは? これは今現在でも問題になっています。 一般的にはサンリズムという内服薬もあるのですが、注射薬の方の投与で、危ないタイプの心電図になる場合、もともと危ないタイプの心電図を示す場合は、高知での大きな病院に紹介させてもらうようにしています。 必ずICDを入れないといけないかどうかの判断に、カテーテル検査をするかどうか、などが必要になることと、ICDを入れれる施設でないと意味がないことは分かっているので。 その上で、私など町医者の心臓専門医がすることは、「危なくない心電図の波形」でも、問診や24時間心電図やときには、心臓エコー検査などをしたうえで、前述したサンリズム負荷試験などはクリニックではするべきはないので紹介させてもらい、ブルガダ型心電図は、「うつろいやすく」、正常にみえたり、ときいより悪い波形になってないかを定期的に心電図でみさせていただくことが重要なことだと思っています。 じつは、徳島大学の森(元)教授(私も現在の教授は佐田教授ですが、その医局に属しています)が最初の発見者とされています。 日本語での論文発表だったので、本来は「森症候群」とされてもおかしくないのですが、ブルガダ(人の名前です)医師が書いた論文でも、日本語のその論文は紹介されています。

一般の人でもわかりやすいホームページを紹介いたします。 ぜひ参考になれば、と思います。

http://www.udatsu.vs1.jp


グラフィック・メディスン、という考え方が日本でも浸透してきています。 簡単に言うと、「漫画で医療をわかりやすく」という世界(イギリスが発祥)の大きな流れです。 2017年から日本でも開催されており、代表理事の方から教えてもらい、私自身も賛同しています。 細かなことは医療のニュースサイトやTV、新聞、研究会で知ることはできますが、世界の大きな流れを知ることも大事だと思っています。

高知という土地は日本からみたらやはり田舎、となると思います。 医療においても京都日赤での研修の最初に習ったことが、その10年後に香川の四国こどもとおとなの医療センターでは浸透していなかったりしていました。 「危機管理」という分野では、非常に医療の分野では遅れをとっていると、医療以外の分野でもおもわせられることがあります。 米国では留学中、USBを使うことを禁止されていました。 ウイルスの問題や、labo(研究室)の研究分野の持ち出しや拡散を防ぐための当たり前の行為でした(こういった行為、私はいいものは全て取り入れています)

当院は高知の一町医者ではありますが、常に中央とつながりをもちつつ、私自身の考えも「昔ながらの医療」のいいところと、「現在あるべき医療行為」をミックスさせた診療をしていきたいと思って、4年目を迎えたいと思っています。


感染症専門医のセミナーにいってきました。 非常にわかりやすい内容だったので、紹介したいと思います。

薬の耐性化に関しては、ウイルスは1週間もすれば体からなくなるので、「ゾフルーザ」の耐性化を叫ぶのはかなりナンセンス、ということです。 細菌は抗生物質に対していろんなことを自分で考えてその耐性は30年の頃かもしれない、ということです。 全く違うことです。

インフルエンザのRNAのゾフルーザに耐性があるものがあるとしても、それはかなり少なく(イソロイシン38の変異です)、症状をとる、ということでは他の薬との使い分けが重要だと感じました。

私はインフルエンザに関して「勝手に治るから自分の家で寝てた方がいい」という立場はとりません。

患者さんは症状を取って欲しいので病院にきているのです。 少しでも症状をとって楽にしてあげるのがいい、と思っています(ただアマンタジンはつかいませんし、使ったこともありません)

ちなみに、2mの距離があり、カーテンがなされ、介護・看護する方が衛生に気をつければ、基本的には入院の4人部屋でも大丈夫だそうです。


この3年間、多くの人に支えられて、診療所も進化したと思います。

地域性を重要視し、「心臓リハビリをする循環器だけのクリニック」 よりも、

抗生剤を適切に(英文で論文化しています、地域の抗生剤の体制化についてです)処方できるようにして、地域の人が、保険診療で栄養指導を受けれるようにして、外来でインスリン導入ができ、内視鏡検査、心臓だけでなく腹部や甲状腺のエコー検査をできるように「がんをおろそかにしない、専門的循環器診療」をスローガンとして、内科全般を診えるクリニックとして、開院をしました。

それが、まずは一宮地域の方には重要と判断したからです。 思い返せば、当初は「心臓リハビリ」のクリニックに、と思っていましたが、そんなことよりも重要なことをしなければ、と思い、糖尿病内科を標榜している無床診療所でも正規雇用していない「管理栄養士」を常勤としました。 心臓リハビリは、その後でも構わない、という判断は正しかったと思います。 何か「だけ」に特化した「内科系」診療所などは「意味がない」とすら私は思います。 もちろん、専門性をもつことは重要ですが(その専門も縹緲の詐欺のようなところもありますが)、幅広く疾患をみることが重要と思いました。

循環器内科医は、腹痛に弱い(医師によっては断る人もいます、ちょっと私には信じられません)、ということを実感していたので、「元」消化器内科医、で、循環器内科医として働いていた頃も消化器内科、糖尿病内科、呼吸器内科、血液内科、整形外科、放射線の読影なども研鑽していました。 開業することがわかっていたので、人の倍(もちろん3倍、4倍働く人もいました)働くことが重要と思って実地診療の経験、断らない救急医療、臨床研究をしながら、専門の心臓エコー図検査(その他のエコーについても専門医の資格をもっています)、県の医師では唯一の心臓リハビリテーション学会の評議員(医師の「心臓リハビリテーション指導士」は意味のない資格です、飾りのことが多いので、本当の経験士なのか、見学士なのかをはっきりさせないといけない、という風潮になっています)をしてきたり、資格(肩書き)をもっていることは重要だと思っています。
今後も、だらだらと診療だけをするのではなく、論文を英文で必ず書くことを己に課し、現在も医学専門書の執筆などを通して、専門分野は開業医としても腕が落ちないように、むしろ毎年進化していくようにし、それ以外の内科分野も学会・研究会の出席や、論文執筆(をすることで、最新の知識を英文で読むことになります)などで、地域の方に最高水準の治療を、という思いで、進化し続ける診療所作りをしていきたいと思っています。

9/2が月曜日になりますので、4年目はその日からになります。 かかりつけ医、は地域のニーズにあってないと存在価値はない、と思っています。 循環器疾患ばかりをみているのは医師として楽でしょう。 ただ、腹痛やがんの検査、がんを見つけて治療後の経過観察ができないのであれば、「かかりつけ医」を名乗れないのでは? 名乗っていいのか? と私は思っています。 「ここにあってよかった」と思われる診療所になるように、私自身努力してまいりますし、スタッフ一同患者様のことを考えていけるような、アットホームな診療所にしていけるようにと思っています。

9/2から4年目となりますが、今後とも宜しくお願い申し上げます。

 


高血圧などで来院された方のなかには、「飲み出したら一生になるから嫌だ」という方もおられます。

最もな意見だと思います。 一生なにかをし続けないといけない、というのは非常にストレスだと、私が逆の立場なら思うからです。

よって当院では開院当時から、そういったかたには私が書いた紙をお渡しして説明しています。

① 今は薬は必要ありませんが、食事を変えて血圧を自宅で測定して、今後の治療計画を考えましょう。

② 今は内服薬が必要です。 ただ、今後は生活習慣を変えて中止や減量もできると思います。

③ 今すぐに内服が必要です。 今後も完全な中止は難しいと思いますが、減量など微調節をしていきましょう。

④ 絶対に飲み続けないといけない薬があります。 それ以外の薬は中止や減量が可能かもしれません。

という4つの内容を説明させていただいています。

高血圧以外についても上記は当てはまります。 血圧が高くていいことは一つもありません。

「降圧(血圧を下げること)に勝る、臓器保護なし」という格言もあります。

私は薬屋ではありませんので、薬は少ない方がいいと思って治療しています。

疑問に思うことがありましたら、なんでもかまいません。

 


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